MYSTERY GATE / ミステリー・ゲートは、TSUKAHARA KENTARO / 塚原健太郎 (シンガー、ソングライター、プロデューサー、エンジニア、プログラマー、マルチプレイヤー)による音楽プロジェクトです。
滋賀県在住。
将来的にはリズム&ブルースの音楽に乗せて卑猥な歌詞も歌いたいと思っている。
このリズム&ブルースというのは、最近のR&Bと呼ばれているものではなく、ほんとうに昔の(50〜60年代の・・)マディーウォーターズやナットコール、そしてレイチャールズがプレイして歌っていた泥臭い悪臭を放つような本物のブルースの事だ。
このナゾッていく作業を速やかに行うために楽器の訓練も欠かせない。
時々とんでもないフレーズが(頭の中で)聞こえてくる事もあるからだ。
『なんで音楽やってんの?』と聞かれて、『お、、うっ』と二の句がつなげれない時期があったんです。 当時は気付きませんでしたが今から思うと理由はやはり、自己本位の理由で音楽をしてたからだと思うんですね。
やれ、目立ちたいだの、やれ、女の子にモテたいだの、やれ、金がほしいだの、認められたいだの。
こういった欲は上に限りがないんです。 『もっともっと』となって、現在あるものに感謝しなくなって、自分を見失ってしまうんですよ。そういう気持ちと理由で音楽をしていた時期があったことを恥ずかしながら告白します。
それが、いつからともなくボンヤリとですが、人間の本質と音楽が繋がっているのではないかということを感じ始めたんです。
もちろん当時は、こんなまとまった考えではありませんでしたけど。
なんとなくフイーッと感じてただけ。
それから音楽を作り続ける一方、精神科学や哲学を勉強していくうちに、音楽というものは、たんに音符の羅列や一定のパルスで刻まれたリズムだけで出来ているのではなく、その奥にあるものを表現できた時に、完成するんだということにピシャッと気付いたんです。 である以上はですよ、音楽の技術も、もちろん大切なものですが、それは第二義的なものであって、何よりも第一番に大切なのは人間の心そのものだと分かったんです。 アイルランドやインド音楽の影響が色濃く出ているのも、そういう原始的なものを、民族音楽から自分が感じた以上、当然の帰結だと今では思います。
その本質的なものを自分以外の人が感じたときに初めて音楽が成り立つことに行き着いたんです。
ですから現在は 『なんで音楽やってんの?』と聞かれれば、間髪入れず『世のため、人のため』と堂々と胸を張って言えます。眉を寄せて鼻に小じわを作って半笑いされようが言い切れます。
音楽を聞いてくれる人がいて、初めて音楽を作る自分が成り立つんですもの。聞いてくれる人を元気にしたり、癒したりして喜んでもらうのを、自分の喜びとして生きがいにできる。これ以上、幸せなことはありません。
世界中の金をもらっても、やめる気ないです。 だからこそ、もっともっと自分に磨きをかけることを怠らないように毎日を生きているのであります。
[ m.g.]
影響を受けたもの
[musician]
キップ・ウィンガー、ジャーニー、デイヴィッド・カヴァーデイル、トト、ジョージ・マイケル、ヴァン・ヘイレン、クイーン、シカゴ、エリック・ジョンソン、ベリンダ・カーライル、デイヴィッド・フォスター、ピーター・セテラ、ケイト・ブッシュ、デフ・レパード、マドンナ、トレント・レズナー[tune]
アフリカ(トト) リーヴ・ア・ライト・オン(ベリンダ・カーライル) アニマル(デフ・レパード)作詞・作曲のこと
[作詞]
映画や小説でも、最初から最後まで幸せいっぱいの、恵まれた人というのはめったに主人公にでてこないでしょう。 もしも中心人物が、そんな人だと映画や小説があまりにも平和すぎて、事件やハプニングがなくなってしまう。涙したり、のたうち回ったりするようなことがなくなりますね。 ですから、なるべくひん曲がった運命になった人間を主人公にして、豊富にテーマを作りあげてるんですよ。将来的にはリズム&ブルースの音楽に乗せて卑猥な歌詞も歌いたいと思っている。
このリズム&ブルースというのは、最近のR&Bと呼ばれているものではなく、ほんとうに昔の(50〜60年代の・・)マディーウォーターズやナットコール、そしてレイチャールズがプレイして歌っていた泥臭い悪臭を放つような本物のブルースの事だ。
[作曲]
まず頭の中で細部までハッキリと聞こえてくるまでギターも持たないし、ピアノの前にも座りません。 ですから楽器の前でウンウン思い悩み苦しむなんてことはないですよ。 ヘッドフォンで聞いてるくらい、明瞭に耳に聞こえてるのですから、あとは、それをスーッスーッとなぞっていくだけなんです。 ちょうど、画家や彫刻家が絵を書いたり作品を作るときに白紙にいきなり書きつけたり、ガンガンあてもなく彫ったりするのではなく、まず紙や対象物に心でハッキリと描いた絵や形を見て、それをなぞっていくやり方と全く同じなんです。このナゾッていく作業を速やかに行うために楽器の訓練も欠かせない。
時々とんでもないフレーズが(頭の中で)聞こえてくる事もあるからだ。
楽器のこと
[guitar]
僕の作る音楽には欠かせない楽器なんです。アコースティックであれエレクトリックであれ、全ての曲に入っているんですよ。 キーボードやサンプラーの音は、自分で弾いても、どうしても無機質な血の通ってない音になるのは避けられませんね。 そこにボカンと有機的な楽器であるギターを入れてやると曲の生命力が全然、違ってくる。 自分の肉声と同様、曲に魂を吹き込めるという意味で本当に頼もしい存在なんですよ。[programming]
前述した通り、コンピューターで作業する完璧なデジタル楽器は、無機質な音になるのは避けられないんです。 でもね、音楽そのものがドックンドックン脈打って、魂と生命力を持ったものにしたいがために、1音1音、職人のように手間ひまかけて真心こめて作業しています。 そうすると、果たせるかな、自分の肉声や、ギターという不完全な有機的な弦楽器と上手く調和して曲そのものが命を持つようになる。 そうして初めて人の心の中にアタッチするものだと思うんですよ。要するに人の心と繋がりを持たせるんだという気持ちで、いつも取り組んでいるわけであります。エピソード
『なんで音楽やってんの?』と聞かれて、『お、、うっ』と二の句がつなげれない時期があったんです。 当時は気付きませんでしたが今から思うと理由はやはり、自己本位の理由で音楽をしてたからだと思うんですね。
やれ、目立ちたいだの、やれ、女の子にモテたいだの、やれ、金がほしいだの、認められたいだの。
こういった欲は上に限りがないんです。 『もっともっと』となって、現在あるものに感謝しなくなって、自分を見失ってしまうんですよ。そういう気持ちと理由で音楽をしていた時期があったことを恥ずかしながら告白します。
それが、いつからともなくボンヤリとですが、人間の本質と音楽が繋がっているのではないかということを感じ始めたんです。
もちろん当時は、こんなまとまった考えではありませんでしたけど。
なんとなくフイーッと感じてただけ。
それから音楽を作り続ける一方、精神科学や哲学を勉強していくうちに、音楽というものは、たんに音符の羅列や一定のパルスで刻まれたリズムだけで出来ているのではなく、その奥にあるものを表現できた時に、完成するんだということにピシャッと気付いたんです。 である以上はですよ、音楽の技術も、もちろん大切なものですが、それは第二義的なものであって、何よりも第一番に大切なのは人間の心そのものだと分かったんです。 アイルランドやインド音楽の影響が色濃く出ているのも、そういう原始的なものを、民族音楽から自分が感じた以上、当然の帰結だと今では思います。
その本質的なものを自分以外の人が感じたときに初めて音楽が成り立つことに行き着いたんです。
ですから現在は 『なんで音楽やってんの?』と聞かれれば、間髪入れず『世のため、人のため』と堂々と胸を張って言えます。眉を寄せて鼻に小じわを作って半笑いされようが言い切れます。
音楽を聞いてくれる人がいて、初めて音楽を作る自分が成り立つんですもの。聞いてくれる人を元気にしたり、癒したりして喜んでもらうのを、自分の喜びとして生きがいにできる。これ以上、幸せなことはありません。
世界中の金をもらっても、やめる気ないです。 だからこそ、もっともっと自分に磨きをかけることを怠らないように毎日を生きているのであります。
[ m.g.]