▼慢性疲労症候群と胃食道逆流症・逆流性食道炎
原因不明の倦怠感に悩まされる慢性疲労症候群で苦しんでおられる方は多いと思われます。見た目何でも無いし、検査しても何も出ない。血液検査なんか健康そのもの。
それで周りのひとからは怠けているとか横着病とか言われ、挙句にお医者さんにまで気合を入れろ!と怒られる始末。
しかし、本人にとっては確実に体調が悪い。何かすると疲れる。少し疲れても動けない。確実に健康な時に少し疲れるのとは違う。また、体調を崩すとそのまま1週間、ヘタすると何ヶ月も体調がわるいままズルズルと寝たり起きたりの生活になってしまう。
休んでいればまだ室内生活は普通ぽく送れるのですが、それ以上は無理。
また寝込んでしまうと、辛い時は本当に辛い。よく病院や他人から「どうしんどいの?」と聞かれますが表現が難しく「胴体の上半分表裏がしんどくて。。。」といっても伝わらない。
最近、ひどい湯あたりして「う〜」とうなってる時のしんどさに似ているとも。
本人はこんなに辛いのに周りから理解されない慢性疲労症候群。
これにはおそらく色々な原因から症状が出ていると思われますが、1つの原因が私の慢性疲労症候群と関連があるようです。
私の場合は「胃食道逆流症」です。
現在、治療中ですがこれに沿ったお薬、治療法のおかげで以前とは違う効果?が出ています。
その治療のメインは、食生活、日常生活の改善です。この中の食事療法が治療の要なのですが修行のような食事制限でなかなか実行できません。しかしこれをクリアした患者さんは以前のように社会復帰されていくようです。
▼胃食道逆流症とは何か
逆流性食道炎とは似ているようですが少し違うようです。
詳しい違いは私にはよくわかりません。
症状も同じようなものが出るようですが。
原因は、食道と胃の間にある弁構造が阻害され、胃の内容物が食道に逆流性するためです。
この時、胃酸が食道に逆流するため食道の粘膜が障害を受け症状が出るそうです。
症状は、
・明らかな逆流による食道の症状(胸焼け、胃酸逆流症状、口の中が酸っぱい、非びらん性胃食道逆流症など)、
・胸焼け、息苦しさ、重苦しさ、のどの痛み、咳、喘息、鼻水、耳のつまりその他多様。
・目まい、頭痛など。
・慢性疲労、胸痛、背中の痛み、背中のだるさ。
・自律神経症状
・睡眠障害(→慢性疲労症候群?)
私の症状は、
・めまい、目の奥や頭がグリグリするなんとも耐え難い感覚、頭皮が突っ張る感じ、口が酸っぱくなる、鼻水、お腹の張り、クラクラする、耳がジャバジャバいうなど。
・疲労感は、体を起こせない、背中が重力に引っ張られるように重い、寝込を繰り返すとだんだん手足の力が入らなくなりました。
・アクティブなしんどさ。ダルいとかではなくて苦しい辛いしんどさです。
最近見つけた表現は「ひどい湯あたりのよう」です。病院に通院し始めた頃この苦しさが、1〜2ヶ月寝ても覚めても続きました。
激痛などではないものの、毎日毎日とても辛かった。
倦怠感、疲れとの関係は胃の弱り?や睡眠にあるようで、
通常食事のあと消化、空腹と移行するが、胃食道逆流症の患者は消化濃色が悪く、いつまでも消化が終わらない。そのうち次の食事を摂りさらに胃への負担が増す。
このまま就寝時間になり、消化の終わらない胃や内臓は睡眠中も休まることがないため、疲労がどんどん溜まっていく。
これらが重なり一定のピークを超えた時、ひどい倦怠感や長期の倦怠につながるよう。
(↑ここの記憶ははあやふやです、自分で総合してこういうことか?とまとめました。)
この状態を先生は、「胃が捻挫をしているような状態」と説明されます。
慢性疲労を発症しているこの状態で食事をすることは、「捻挫してるけど無理してランニングするようなもの」とも。
なので「捻挫を治すには、時間をかけて胃を休めるしかない」とのこと。
・逆流性食道炎は傷の病気なので名入りやすい。薬で治る。
・胃食道逆流症は捻挫の病気で治りにくい。休めることが大事。食べない、飲みすぎない、歩くこと。
そのための治療法が食事制限です。
食事制限では、胃の負担になるもの、胃に優しいものがあげられていてそれに従って治療をすすめていきます。
また、この病気はアメリカでは認知されていて、治療方も確立されているとのことでした。
なので、安心して治療していこうと思っています。
▶︎リンク:私の症状まとめ 食事療法以降
▶︎リンク:私の症状まとめ 食事療法以前