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多発性硬化症が「紫外線によって治癒される可能性」に言及している…

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注意
このブログでは私の慢性疲労症候群・CFS治療について書いていますが、発症から4年ほどはウォーキングがとても効果があったように感じましたが(体調も良くなった)、ある時大きなクラッシュをしてからは、運動がクラッシュの引き金になって、クラッシュするたびに体調が悪くなる(完全に元に戻らない)ことが多くなり、その時点ではウォーキング等の運動は良くないと思うようになりました。
2020年4月にひどいクラッシュがあり、ガクンと体調が悪くなり戻らなくなった今は、調子が良くても絶対安静をしています。
これらのことから、今はCFS初期の方でも運動はお薦めいたしません。もしそれがきっかけで不可逆なクラッシュになってしまってはいけないと思うからです。ご注意ください。

盛大に引用ですが、抜粋では意味がわからなくなるので掲載させてもらいました。

カナダの研究で「太陽の紫外線は腸内細菌環境に極めて良い状態を与える」ことが判明。
難病の治療にも応用できる可能性
https://indeep.jp/sun-light-alters-gut-microbiome-turn-good/

最近、多発性硬化症(MS)や炎症性腸疾患(IBD)など特発性の免疫および炎症性疾患が世界的に増加しています。これは、ライフスタイルと環境の西洋化に基づく変化と関連していると考えられます」

今回の研究は、UVB (紫外線B波)への皮膚曝露がヒトの腸内微生物叢を変えることを示す最初の研究だ。 科学誌フロンティア・イン・マイクロバイオロジー(Frontiers in Microbiology)で発表されたこの研究は、ビタミンDが、腸内環境の変化を媒介することを示唆している。これは、紫外線治療における、多発性硬化症や炎症性腸疾患などの炎症性疾患における紫外線B波の保護効果の説明にもなるものだ。

この結果からは、太陽の光への曝露、ビタミンDレベル、腸内細菌の分布状況は、それぞれ多発性硬化症や炎症性腸疾患のような炎症状態のリスクと関連していることを示す。このことから、科学者たちは、この太陽光、ビタミンD、腸内細菌の3つは連鎖的に関連していると考えている。

日光の UVB への曝露は、皮膚のビタミンD産生を促進することでよく知られており、そして、最近の研究では、ビタミンDがヒトの腸内微生物叢を変えることを示唆している。

しかし、この UVB がビタミンDの生産を介して腸内微生物叢の変化を引き起こすことは、これまでげっ歯類(マウス)の研究でのみ示されていた。

今回の新しい臨床研究で、研究者たちは、ヒトの腸内微生物叢に対する皮膚への UVB 曝露の影響を初めて試験した。

健康な女性ボランティアたちに、1週間に 3回の全身 UVB 曝露セッションが与えられた。治療の前後には、腸内細菌の分析のために便サンプルが採取された。また、ビタミンDレベルの血液サンプルも採取した。

その結果、皮膚の UVB 暴露の後に、腸内微生物の多様性が大幅に増加したことが確認された。

研究を率いたカナダのブリティッシュコロンビア大学のブルース・バランス教授 (Prof. Bruce Vallance)は、以下のように言う。

「 UVB 曝露の前、研究に参加した女性たちは、通常のビタミンDサプリメントを摂取している女性たちよりも、腸内微生物叢に多様性があり、バランスも優れていました。それが、 UVB への曝露により、微生物叢の豊かさと均一性がさらに高まったのです」

UVB 紫外線に曝露後に見られた最大の変化は、ラクノスピラ科の腸内細菌の相対量の増加だった。

「以前の研究では、ラクノスピラ科の腸内細菌の豊富さは、その人のビタミンDの状態と関連づけられました。私たちの今回の研究でも、UVB 暴露後には、血中のビタミンDレベルの増加との相関関係を発見しました」

これは、ビタミンDが UVB による腸内微生物叢の変化を部分的に媒介することを示している。

また、この研究結果は、UVB 曝露後の、腸内細菌フィルミキューテスの増加や、バクテロイデスの減少など、UVBを使用したマウスの研究との一致も示した。

バランス教授は以下のように言う。

「この研究では、UVB 光が、おそらくビタミンDの合成を通じて、ヒトの腸内微生物叢の組成を調節できるという刺激的な新しいデータを示しています」

「 UVB 光への曝露は、最初は皮膚の免疫系を何らかの形で変化させ、次に全身的に変化させる可能性があり、これが腸内環境が異なる細菌にとって、非常に好ましい状態へと影響するのです」

「この研究の結果は、UVB 光線療法を受けている人々に影響を与え、多発性硬化症や炎症性腸疾患のような炎症性疾患における UVB 光曝露の保護的役割に寄与する可能性のある新しい皮膚と腸との関係を特定しています」


ここまでです。

なお、この「腸内細菌」に関してのブログ記事は、どんどん増えていまして、カテゴリーにしてもいいくらいの感じがしますが、これまでの腸内細菌に関する記事で代表的なものをいくつかリンクしておきます。

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人間の腸内細菌については、医学的に最も注目を集めている分野のひとつであり、今後も野心的な研究が次々と発表される可能性が高いです。

それによって、これまで治療が難しかった病気や症状が、信じられないほど簡単に良好になる可能性があるはずです。今回の記事でも、多発性硬化症や炎症性腸疾患が「紫外線によって治癒される可能性」に言及しているわけで、メンタル的な症状を含めて、治療の世界は変わっていくかもしれません。

何より私自身が、腸内環境の改善ということを実行し始めてから、数年前とは比較にならないほど非常に楽になりまして、いろいろと感謝しています。

腸内環境の改善は時間のかかるものですけれど、私もまだ今後、あるいは死ぬまで続けることになりそうです。

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