胃食道逆流症による慢性疲労症候群の治療で、私がもらっている薬を整理しておきます。
実は、漢方薬は色々な効能があるので、どの薬のどの効能で、どの症状に対して飲んでいるのか？が正確に把握できていないです。考えながらまとめてみます（先生が見たら怒られそうです）。
※薬の目的は、一般の効能とは少し違うかもしれませんので念のため。
一般薬
タケキャブ・20mg/日
制酸作用。食後の胃のもたれなど。
アコファイド・100mg・1〜3錠/日
胃の運動機能改善、胃の内容物の排出促進。（飲んでない）
マグミット・330mg・1〜3錠/日
毎日の排泄
ミヤBM・1〜3g/日
腸内環境改善、毎日の排泄
ベルソムラ・5mg〜15mg/日
自然な眠り（飲んでない）
マルファ液・30ml/日
胃酸中和、午前中の排泄、食道〜胃のコーティング
アミノバイタル2200mg
肉類の食事制限に対する必須アミノ酸補給
漢方薬
ツムラ五苓散・2.5g〜7.5g/日
食事制限の空腹の回避、寝付き、胃酸逆流防止、めまい、むかつき、嘔吐、肩こり、頭痛、ノロウイルス、下痢、咳、胃痛…即効性あり
ツムラ半夏厚朴湯・2.5g/日
喉の違和感イガイガ時、食道の喉症状（咳、むせ、声枯れ）即効性あり
ツムラ抑肝散・2.5g〜5g/日
いらいら（食事制限の空腹の回避）即効性あり
ツムラ清暑益気湯・2.5g/日
夏バテ、熱中症予防
ツムラ補中益気湯・2.5g/日
疲労に
ツムラ人参栄養湯・2.5g/日
疲労に
説明
疲労やその他の症状の多くが、胃酸の逆流によって起きているものが多いのでそのための薬が多いです。
薬は主に、消化器系、胃酸の逆流を抑えるもの。睡眠をしっかりとるためのもの。
漢方は、頓服的に疲れやめまい、空腹の回避、喉、鼻、耳、頭の症状に対処するものが多い。
タケキャブは朝などいつでもOK。
アコファイドは食前、寝る前に。便秘にマグミット。
睡眠薬代わりには漢方薬で対応する。
胃腸症状があればアルサルミン、マルファ内服液を。
食事制限でほとんど肉・魚は食べられないので不足する必須アミノ酸をサプリメント（アミノバイタル2200mg）で摂る。
胃腸に影響が小さいので3本くらい飲んでも構わない。運動後30分以内に飲んで筋肉をつける。
運動前に飲むと疲れにくくなる。
アルサルミン。食道の粘膜保護。胃痛の時など一発で効く薬です。
食道を保護することで逆流症の症状である、めまい、目のグリグリ感、頭部の各種違和感、喉の痛み、咳、鼻水、むせ。胃痛などの胃の症状に即効で効きます。
これに似た使い方で、アルロイドGやマルファ内服液。
アルサルミンは、効能が2時間程度で、飲んだあと水分を飲むと効果がありません。
眠るために、寝ている間に食堂の逆流を抑えます。そのために水分を抑えます。
その上で使う眠り薬は、自然な眠りに近いものでベルソムラ。寝付きはあまりよくならないので、寝る30分〜2時間前に飲む。
ルネスタなどベンゾジアゼピン系は、寝付きはいいが、逆流が起こりやや眠りが浅くなる（＝胃が休めない）。
逆流に対して有効な薬は寝付きも助けてくれる（五苓散、アコファイド、アルサルミン、あるクレイン、アルロイド、マルファ）。
食事制限のため、間食は禁止です。そのためお腹が空いた時に飲む薬は…
抑肝散。そのほか、アルサルミン、ルクレイン、アルロイド、マルファ、五苓散。
五苓散が万能です。お腹にも、頭部の各種症状にも、睡眠にも効く感じで、これはずっと飲んでいます。
疲労に関する薬は、人参栄養湯だったり、補中益気湯だったり、夏は清暑益気湯を代わる代わる飲んでいます。
便秘系は、マグミット、ミヤBM、寝る前にマルファ。マルファは横になった時の胃散逆流の対処にもなっているようです。