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鼠径ヘルニア 入院5:入院・手術の流れ。印象や不便だったことなど。

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注意
このブログでは私の慢性疲労症候群・CFS治療について書いていますが、発症から4年ほどはウォーキングがとても効果があったように感じましたが(体調も良くなった)、ある時大きなクラッシュをしてからは、運動がクラッシュの引き金になって、クラッシュするたびに体調が悪くなる(完全に元に戻らない)ことが多くなり、その時点ではウォーキング等の運動は良くないと思うようになりました。
2020年4月にひどいクラッシュがあり、ガクンと体調が悪くなり戻らなくなった今は、調子が良くても絶対安静をしています。
これらのことから、今はCFS初期の方でも運動はお薦めいたしません。もしそれがきっかけで不可逆なクラッシュになってしまってはいけないと思うからです。ご注意ください。

鼠径ヘルニアで入院・手術することになって、急きょ日常から病院という別世界に行ってきました。最近はME/CFSで通院はしてるものの、入院・手術のようなコトとはほとんど縁がなかったので、いろいろと脳を使って大変でした。
そこで、入院・手術の流れとへーっと思ったことなどをメモっておこうと思います。

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入院、手術の流れ

・初診:鼠蹊部の出っ張りを見て病院を受診。鼠径ヘルニアと診断され、手術を勧められる。
・再診:翌日、手術を受けることを決定。前診断(血液、胸部レントゲン、肺活量、)
・1日目 入院:11時に入院。各種説明、歯科チェック・口腔清浄、シャワー、下剤飲む。ディスポパンツ、オムツ買う。
・2日目 入院:手術日。浣腸、はみがき、ディスポパンツ履く、点滴開始。11時頃手術開始(全身麻酔)。覚醒、ICUで宿泊。
・3日目 入院:ICUで退出準備、おむつ脱ぐ。4人部屋病室へ戻る。13時点滴外す。夕食、痛み止め、歩行。
・4日目 入院:昼食、夕食。歩行、痛み止め。
・5日目 退院:退院準備、痛み止め。料金計算・支払い、午前中退院。

ざっとこんな流れです。全身麻酔での手術はあっという間に終わって、怖さや痛さを感じている暇もありませんでした。腹腔鏡手術だったせいか、痛みもそれほどひどくありませんでした。
むしろ、手術前から翌日昼まで行った点滴が辛かったです。私は普段から点滴をすると手全体がだる重く痛くなるのですが、1日も続けるとこんなに痛くなるのか…というくらい辛かったです。途中、寝たまま手を少し立てると、すっとラクになりました。これを発見できてよかったです。ただ、その後も痛くなったりしてあれこれ気を紛らせてやり過ごしました。この痛み、退院しても残っていて肩や関節が結構辛いです。

ICUで覚醒して一晩泊まった時は、ほとんど体が動かず、翌日病室に戻ってもどうなっていくのか?という感じでした。病室に戻ってからは、体を動かすようにいわれましたので、意を決して体を起こしましたが、なんともふらふらでお腹の傷も痛くて、とても歩くという感じではありませんでした。
それでも、トイレに行ったり食事をするうちに動けるようになりました。ただ、お腹の方は腫れ物状態で力を入れたり触ったりが恐る恐るです。

入院してみた印象。

当然ですが、現在の病院ってズゴイです。治療に関するすべてのことがシステム化されていて、ここまで痛みを感じないようにできているのか!と関心し、ホッとしました(誰が作ってくれたのかは知りませんがよかったなあ…)。手術周りではほとんど不安、痛み、怖さを感じないようにできていると思いました。
またこれは、入院生活、支払い、各種説明にもあって、それぞれシステムやマニュアルができていて、要所要所が押さえられていました。
こんなになったのは、恐らく最近のことじゃないかな?と勝手に思っています。

看護師さんに関して、これも問題なくよくやっていただいたと思っています。普段の担当看護師さんはどの方もそれぞれのノリ・ペースで自分のスタイルで患者に接し、不安を和らげているように思いました。知識や技術で不安になるようなことはありませんでした。

食事は、入院前に食べられないものや、何回用意してもらうかなど結構細かく聞いてもらいました。私の場合、胃食道逆流症の食事制限でほとんどのものが食べられないのがなかなか伝わらず、結局出されたものがあまり食べられませんでした。
システムがしっかり出来上がっているぶん、私のような場合にはなかなか対応が振り切ってくれないという印象でした(一般の人はこれで十分)。なので、他の病気を持ちながら入院・手術する場合は少し注意が必要なのかもしれません。

また、私の持病がME・CFSだったのも原因のひとつで、この病気自体を病気としてあまり認めていない雰囲気が病院全体にあったのかもしれません。なので入院中にME・CFSのことで気になることを伝えておいてもほとんど加味されることはありませんでした。(例えば、手術直後の目覚め時、翌日など体が動かない…ことなど)

最近の大部屋は、昔と違って超プレイベートでした。昔は、患者同士ベッドに座って喋っては仲良くなったり…という印象を持っていましたが、今はカーテンで囲んでしまってほぼ個室状態でした。ま、今ならその方が私もいいです。なので入院中隣の人と話したのは数回、軽く病状を話して手術を励まし合いました^^。

不便だったこと

やはり家で生活するのと違っていろいろと不便はありますが、どれもとるに足りないこと。療養しに来ていると思えば納得できます。
あえて挙げるとすれば、wifi環境くらいです。病室内での電話は禁止ですがデータ通信はOKでした(病室を出れば電話もOK)。ここでwifiがあればいうことありませんでしたが、病室、病棟ロビー、食道…病院には一切wifiは無くて「wifiがあればな…」と何度か感じました。
でも、ほとんど手術後の痛みや不安なので、こってりタブレットを使うような気にはなりませんでしたので、それほどでもありませんでした。

料金計算・支払い

最終日、退院が決まると料金の計算がされます。入院・手術はほぼ固定価格のようですが、その他、食事など実際にかかった経費を計算するようです。
・退院の時間は10時で、それまでに荷物を片付けて病室で待っていると請求書を渡されるので、病院の会計窓口に行って支払いを済ませます。
・支払いを済ますと、また病室に戻るると看護師さんがやって来て退院手続きをします。入院時に腕につけたバーコードを外したり、退院後の注意点などを聞いたりして退院手続き完了。
これで退院となります。勝手に帰ったりすると、警察に通報されてりするそうです(驚

支払い料金の方は、別のページに書きましたが、事前に聞いていた金額と、入院前に胃準備していた健康保険の高額療養費(高額医療費支給制度)を加味した値段になっていました。ただし、入院・手術以外の、歯科チェック・口腔清浄などの歯科関連はそのままでした。

▼入院4:手術・入院にかかった料金(高額医療費支給制度で助かりました)
http://subcul.xyz/?p=1858

まとめ

今回の入院・手術を終えて感じたことは、やはり手術・入院は大変。上に書いたこと以外だと…いろいろな準備、自分自身の治療、制度などの知識や手続き…病気になるというのは大変だな…ということ。今回は家族にも色々と手伝ってもらったので、その部分を家族に助けられています。事前の手続きや準備はずべて自分で行いましたが、体がしんどい部分があるのでそこをサポートしてもらったのは助かりました。
みなさんに感謝でした。

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