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やる気があると、かえって悪化することが多い。

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注意
このブログでは私の慢性疲労症候群・CFS治療について書いていますが、発症から4年ほどはウォーキングがとても効果があったように感じましたが(体調も良くなった)、ある時大きなクラッシュをしてからは、運動がクラッシュの引き金になって、クラッシュするたびに体調が悪くなる(完全に元に戻らない)ことが多くなり、その時点ではウォーキング等の運動は良くないと思うようになりました。
2020年4月にひどいクラッシュがあり、ガクンと体調が悪くなり戻らなくなった今は、調子が良くても絶対安静をしています。
これらのことから、今はCFS初期の方でも運動はお薦めいたしません。もしそれがきっかけで不可逆なクラッシュになってしまってはいけないと思うからです。ご注意ください。

 慢性疲労症候群で不調な日々を送っていると、ちょっとでも調子がいいとついつい何かをやってしまいます。おとなしくしておかないと後で不調になって辛いのはわかっているのに。でもなかなか難しいんですよね、みんなそうだと思います。

 まだ自分が慢性疲労症候群だとわかっていない人だと、どうも体調がおかしいという期間を過ごして…数ヶ月かかってやっと体調が戻ってくると、もう回復したと思い込んで、我慢していたことを一気にやってしまう。
 「もう大丈夫!」と、長期間不調だった自分の回復を確かめるように、ちょっと無理なことをわざわざやってしまいがちです。そうすると、どーんと疲労発作が起こってしまって、また原因不明の疲労で寝込んでしまう…ということになります。

 この行動、自分が慢性疲労症候群だとわかっていても制御しにくいです。長期間の不調でじっとしている生活が続くと、しんどいながらもやりたいことが溜まってきます。そして、ひと月先なら動けるだろう…と適当に想像して、頭のなかで外出計画をあれこれ練ったりしてしまいます。
 実際、ひと月後どうなっているかは全く不明なのですが、ある時体調が良くなることがあります(大体、体調の良い悪いは数ヶ月単位の波になっています)。すると、一気にやりたいリストを実行してしまうのです。ここでどうしてもセーブできないんです。そして、1週間ほど活動的な生活を送ると、どこかで疲労のスイッチを踏んでしまいます。これの繰り返し。

 誰でも、寝込んでいると、早く良くなってやりたいことをやりたい(趣味、外出、仕事…)と思いが溜まっていきます。そんな気持ちは、やる気がある人ほど鬱積します。そして、無理をしてしまう率も高いです。
 
 慢性疲労症候群の正確な知識はわかりませんが、無理をすると悪化してしまう話をよく聞きます。ウォーキングなどの運動がいい場合もありますが、ちょっとした運動でも疲労発作になったりします。あまり運動や無理の度合いに関係なく疲労発作は起こるようです。
 なので、「早く元気に生活したい」と前向きに考えている人や、「病気だからと言って寝てばかりではいけない。リハビリに歩かないと…」などと思っている人ほど、無理をしてしまって長期的に見て悪化して行くというパターンになることがあるようです。

 その辺りが、ほんと難しい病気です。

 食事もそうで、私の場合食事制限も治療に入っているのですが、体調と同じで普通の食事をしてしまうことで、疲労発作になってしまいます。調子が悪い時は食事を絞る必要があります。でも、もともと、軽い断食のような食事メニューなので、いつも栄養があるものを足そうとしてしまいます。足してしまうと、胃に負担がかかって疲労発作。そしてまたイチから体調を整える。これの繰り返し。
 難しいです。

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