広告




食事制限による療法を始めた時の不安と整理

※アフィリエイト広告を利用しています

注意
このブログでは私の慢性疲労症候群・CFS治療について書いていますが、発症から4年ほどはウォーキングがとても効果があったように感じましたが(体調も良くなった)、ある時大きなクラッシュをしてからは、運動がクラッシュの引き金になって、クラッシュするたびに体調が悪くなる(完全に元に戻らない)ことが多くなり、その時点ではウォーキング等の運動は良くないと思うようになりました。
2020年4月にひどいクラッシュがあり、ガクンと体調が悪くなり戻らなくなった今は、調子が良くても絶対安静をしています。
これらのことから、今はCFS初期の方でも運動はお薦めいたしません。もしそれがきっかけで不可逆なクラッシュになってしまってはいけないと思うからです。ご注意ください。

 病状によって人それぞれでしょうが、私の場合、食事療法スタート時、ガーンと食事量を減らすように指導がありして、これはもう昨日まで食べていた食事に比べたら信じられないくらい少ない。
 どんなかというと…
朝(9:00):食パン半分、とうふ半分〜1
夕(15:00):おかゆ(少し、ゆかり)、とうふ半分〜1
だけです。えーこんだけ?と思いました。
 でも、このころは衰弱していてこれすら食べられなかったのですが…最初は一回分が食べられなかったりしたので、無理して朝の分を2回に分けて食べたりしていました。あまりに少ないと思ったから、最低これくらいは全部は食べないと…と思ったからです。でも、食べられないということは、食べない方がいいようです。(食べてはいけなかった)

 で、何が心配かって栄養、食事量です。
・そんなちょっとの品目の食事で栄養は大丈夫なの!?
・これいつまで続けるの?
ということ。
 初回の診察では、じっくり見ていただいた上に、原因や、食事療法、生活習慣、薬などたくさんのことを教えていただいたので、理解できないことが次から次で、家に戻ると細かい部分はほとんどどうしていいかわかっていませんでした。

 たちまち判断に困ったのが、食事療法をスタートしてこのメニューいつまでつづけるの?というところ。これがどうしていいのか全くわかりませんでした。
 しかも、この頃の体調は最悪で疲労・衰弱でフラフラ。寝ても覚めてもしんどくて苦しい状態だったので、食べられないとはいえ…
・無理にでも食べて栄養つけなくてもいいのか?とか
・食べないとどんどん衰弱するんじゃないかとか
・その食事量は3日間までで、4日目からは増やさないとだめと決まってるんじゃないか?とか
・しかも何をどの程度増やせばいいのかは見当もつかない

 その時は、衰弱もあり焦っていたので、病院に何度か電話して聞いたりしていましたが…今でも判断基準はあいまいなままです^^;

 あえて整理してみると…
・診察で体調をみて、スタート時点での食事量を決定した
・目的は胃を一定期間休めること
・なので、その時々で無理せず食べられる量を食べていいわけではない
・パンと豆腐さえ、体に合わなければ変更が必要(ex.パン→おかゆ、とうふ→卵に変更するとか)
・胃の具合が良くなっても、しばらくは胃を休める期間が必要
・それに伴って、少しは食事量を増やすことができる?
・増やす食材は、ひとつひとつ食事に加えてみてそのあとの影響を見て大丈夫かを判断する
・加えた食材によって体調が悪くなれば、食事を元に戻し体調を整えてから別の食材をためす
・食材を加えなくても、体調が悪くなったら食事量をへらし、回復すれば戻して行く

 「3日やったから次のメニュー…」ということではなくて、一定期間少ない食事量で過ごすことが治療になるということでしょうか?
 期間は、今思うと私の場合月単位、治療全体で言えば年単位だと思います。しかし、1週間も食事療法を続けて行くと、次第にお腹の具合も良くなっていったので、だんだんと無理なく食べられるように。

 スタート時の食事内容の経過を書ておくと…
最初の6日
朝(9:00):食パン半分、とうふ半分
夕(15:00):おかゆ(少し、ゆかり)、とうふ半分

次の12日
朝(9:00):食パン1、とうふ半分、みそ汁
夕(15:00):食パン1か1/2、とうふ半分、野菜煮お椀1(白菜、ニンジン、ホウレンソウ)

次の7日
朝(9:00):食パン1/2、とうふ1/2、みそ汁、ミックスジュース(バナナ1/2、ほうれん草少、パセリ少し、全部加熱)
夕(15:00):食パン1/2、じゃがいも、とうふ1/2、こうや豆腐、野菜煮(白菜、ニンジン、ほうれんそう、玉ねぎ、大根、少しずつ)

次の10日
朝(9:00):食パン1、とうふ1/2、みそ汁、ミックスジュース(バナナ1/3、ほうれん草少、パセリ少し、全部加熱)
夕(15:00):雑炊1/2、じゃがいも1/2、とうふ1/2、こうや豆腐、野菜煮(白菜、ニンジン、ほうれんそう、玉ねぎ、大根、少しずつ)

その後〜
朝(9:00):食パン1、とうふ1/2、みそ汁、ミックスジュース(バナナ1/3、ほうれん草少し、全部加熱)
夕(15:00):雑炊1/2、じゃがいも1/2、卵、こうや豆腐、野菜煮(白菜、ニンジン、キャベツ、ほうれんそう、玉ねぎ、大根、少しずつ)

 今見ると、やはりちょっと無理して食べている気がします。ミックスジュースとか、栄養などいろいろ気になって試行錯誤しているのがわかります。あれこれ食べなくても生きていけるようです。
 元気になると気になって、つい摂れていない栄養を食材で足してしまいます。現在もまだ食事制限中ですが、要領もわかってきて、食材は変わりシンプルに量は増えたかもしれません。
 途中、体に合う合わないのテストで、とうふ→卵、パン→雑炊に変えたりしています。19日目から、食べられるようになったせいか品目が一気に増えています。

 また、この時は体調が本当にわるかった。しかも猛暑で余計に辛かった。
どんなかというと…
・病気真っ只中という感じで、体を起こしているだけで精一杯
・普通ならウォーキングはやってない状態。ふらふらで一歩一歩をやっと出す感じ
・なんでもいいから点滴してって感じでフラフラになりながら毎日点滴した
・点滴は車で送り迎えしてもらった
・実際、点滴するとすーっと楽になることもあり。脱水とも言われた
・食事に加え水も多少制限していたが、ガブガブ飲む体力もない状態

 食事制限の進行とともに夏も過ぎて、少しずつ体調は良くなっていきました。主に、食事制限と毎日のウォーキングが効いているのでは?と思っています。

広告
広告




広告




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

広告
広告