（この記事は、ニュース内容などちょっとうろ覚えの部分が多いです。推敲前です。）
ここにきて、新型コロナの後遺症のことがTVで報道されているのを見るようになりました。
少し前だと、
・肺機能が戻らなくて、満足に呼吸できずまともに生活できない。
というのを見ました。
昨日、NHKでやっていたのは、大学生のケースで、
・微熱が続く
・呼吸が苦しい
・倦怠感が取れない
・日常生活がままならない
・文字を書くのもしんどい
・大学に行けない
という感じだったと思います。
しかも、日中から布団に伏しておられました。
このニュースがネットに上がると、数々の反論がついています。
・後遺症じゃなくて別の原因じゃ？
・不正確な情報で不安を煽るな
・自律神経のもんだいじゃない？
・精神科へいけば？
・気持ちの問題
・1件だけ見せられても…
…など、それは感染症の後遺症ではないのでは？というツッコミが多い。
これを見ると、慢性疲労症候群・CFSへのツッコミそのものを思い出してしまう。
人は、弱音を吐いている人のにきびしい。
「疲れが取れなくて、もうだめ」というと「俺なんかもっと頑張ってるで…」という。
正直言って、CFSの辛さはなって見ないとわからない。
健康だとそれを想像することはできないので、
・本人の頑張りが足りないんだよ。とか、
・またNHKのあおり報道だよ。とか
・自立神経、精神科、気の持ちよう…
などと、本人の辛さや原因とは別のツッコミが入る。
でも、どんな病気かもわからない新型コロナに罹患して、ようやく落ち着いたが、まだいろいろな症状が残っている…時に、何をもって、精神科だとか、気合いだとかいうんだろうか？
そんなの、直前の新型コロナ罹患の影響を一番に考えるのが普通じゃないのか…
風邪なんて、症状が治ればそれで綺麗に治るって、誰が証明したんでしょう？
現にここに、まだ苦しんでいる人がいるのに。
慢性疲労症候群・CFSのきっかけは、インフルエンザなどの感染症とも言われている。
慢性疲労症候群・CFSと新型コロナの後遺症は全く同じではないものの、なんか似たところもあり、慢性疲労症候群・CFS患者たちは、「これ怪しい…（関連ある）」と思っていることだろう。
慢性疲労症候群・CFSの疲労感を中心とした症状はとても辛い。次第に進行するのも辛く、だんだん生活にも影響が大きくなってくる。
新型コロナの後遺症にみまわれた方は、今後、クラッシュ（倦怠感などの症状）と寛解を繰り返しが起こったら、慢性疲労症候群・CFSを思い出して欲しい。
NHKで紹介されていた学生さんも、倦怠感で学校へいけなくなっている。これがまさに慢性疲労症候群・CFSと同じ状況だ。
NHKも、熱を計って37.0℃（だったかな？）なんて見せなていないで、倦怠感で文字もかけない、学校へ行けていないというところをクローズアップすべきだったのでは？と思う（タイトルやテキストに表す）。
しかし、国は新型コロナの後遺症について調査を始めることになったような話だし、芋づる式に慢性疲労症候群・CFSにとってもいいことがあれば…と思う。
新型コロナの後遺症の方は倦怠感に加え肺機能・息苦しさなどもあってかなりたいへんだと思うので、お気の毒だと思う。頑張って欲しいし早く良くなって欲しい。