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食事療法・方法と進め方

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注意
このブログでは私の慢性疲労症候群・CFS治療について書いていますが、発症から4年ほどはウォーキングがとても効果があったように感じましたが(体調も良くなった)、ある時大きなクラッシュをしてからは、運動がクラッシュの引き金になって、クラッシュするたびに体調が悪くなる(完全に元に戻らない)ことが多くなり、その時点ではウォーキング等の運動は良くないと思うようになりました。
2020年4月にひどいクラッシュがあり、ガクンと体調が悪くなり戻らなくなった今は、調子が良くても絶対安静をしています。
これらのことから、今はCFS初期の方でも運動はお薦めいたしません。もしそれがきっかけで不可逆なクラッシュになってしまってはいけないと思うからです。ご注意ください。

 食事療法は胃を休めることが目的です。その方法は…
・たくさん食べない/自分に合った胃の負担が軽いものを食べる。
・早く消化を終わらせて胃を休ませる時間を取る。
・症状が出ない食材を探す。検証する。
・食べ方を工夫する。
・疲れた時に食べないなど予防をする。
・疲れなど症状が出た時に、正常に戻すことをする。
などです。

▼たくさん食べない/自分に合った胃の負担が軽いものを食べる。
 胃食道逆流症で病院にかかっている場合、食事が正常ではないはずです。胸焼けしたり消化不良で、病院でネキシウムやガスモチンを処方されているはず。
 普通に食べられないので、痩せたり体力が落ちたりしているはずですが、胃を休めることを考えると、食事はたくさん食べるのではなく体調に合わせて減らします。

▼症状が出ない食材を探す。検証する。
■スタート
 まず、最も消化のいいもので体に合うものを探します。食材は、食パン、ゆるいおかゆ、豆腐、たまご(半熟)です。この中から、タンパク質と炭水化物を選んで食べます。必須アミノ酸のサプリとして、アミノバイタル(味の素)を運動の後に1〜3本摂ります。
 私の場合あまり良くなかったので…
・食パン(1/2枚)、豆腐(1/2丁)+ゆかり、水分は麦茶かアクエリアス
 これを9時、15時の2回の食事で摂るということになりました。食事量が少ないのですが、この時は体調が最悪で、この量すら食べられませんでした。

■1〜2週間後
 数日この食事を続けると体がラクになってきました。それ以前は寝込んでいたのに、薬を飲みながら無理やり普通の食事に近いものを食べていました。でも、だいぶ前からご飯はお湯を加えてレンジでチンして緩くしていましたし、フライや天ぷらは食べられず、好きなハンバーグもこってりしたものは無理でした。

 また、朝食の、コーヒー、食パン、ヨーグルト、レタス、トマト、きゅうりなどを止めてみると、それまで昼前になるとよく起こっていた強烈な目まい、目の奥のうっとうしさ、頭の皮が突っ張る感じが一気に出なくなり、すごい成果だと思いました。コーヒーはきっぱり止めました。おかげでこの症状がかなり軽くなりました。

■検証
 最初のシンプルな食事で症状が出なくなったら、合っていると判断して、次に食べられるものを探します。もし、体調が良くならず胃もたれや消化不良が改善されない場合は、違う食材(ゆるいおかゆ、卵など)でやり直します。

 経過がいい場合は、まずは消化がよく負担の少ない「葉もの野菜」を1品加えます。指事された葉もの野菜は「白菜」です。これをよく煮て繊維の少ないところから試します。堅いもの、体積の大きいもの、胃で膨らむもの、重いものが胃の負担になるので、白菜もこれに沿って、芯は避けたり細かくきざんだり、よく煮て食事に加えます。

 ここで1日試して様子を見ます。問題なければ3日続けます。

 食べたものの影響は2時間後〜72時間遅れて症状を引き起こすということで、見極められるように時間をおきます。
 1食加えて症状が出てしまったら、元のOK食材をしばらく続け体調が安定するのを待ちます。体調が安定したら、同じ手順で別の食材を試して食べられるものを探していきます。
 すごく根気がいる作業ですが丁寧にやるのが一番効率がよく、続けるうちに体調も良くなり食べられるものも確率が上がるはずです。

 調子が良くなると、いろいろなものを食べてしまい、一気にダウンする…ようなことも多くどれが悪かったのか訳がわからなくなることが多いので、まずはベースとなるOK食材をしっかり探してからがいいと思われます。
 最初にOKしっかり見極めておくと、その後追加したものが悪かった場合、逆算して特定がしやすいです。
 また、食べたもの、時間、薬、疲れるような行動などは専用のスケジュール帳などにメモっておくといいです。
むしろこれがないと整理できません。

<<写真:ノート>>
・食事、薬、体調、行動のスケジュール帳(サンプル)

以上が食事療法の基本的な方法です。

▼早く消化を終わらせて胃を休ませる時間を取る。
 一般の人は食事後2時間くらいが消化のピークで、その後消化が終わり次の食事まで胃が休まる時間があるようなのですが、この胃食道逆流症で胃が弱っている人は極端に消化に時間がかかります。普通の人と同じようにしていては胃が休まらず、疲労や症状のもとになります。

なので…
・胃が休めるられる食事の間隔をとる
・胃が休めるられる食事量にする(次の食事までに消化できる)
・胃が休めるられる食材を摂る
・胃が休めるられるよう間食をしない
・寝る時には胃をからっぽにする。(18時以降は水分も控える)
・寝る時に胃もたれがある場合は、寝ずに少しでも起きて消化する
ことです。

 わたしは、9時、15時の2回の食事です(いまはずれていて、朝:10時、夕:17時くらいです)

▼食べ方を工夫する。
 食べ方も少し工夫ができます
・よく噛む
・少しづつ長い時間をかけて食べる
・ラーメン、どんぶりのように噛まずにかき込む食べ方をしない
・冷たいものを飲まない食べない
・刺激物を食べない

▼疲れた時に食べないなど予防を体得する。
 予防として、どうしても外せない用事で疲れてしまった時、このままだと、翌日寝込んでしまうのがわかっているような時などは、当日の食事を減らす又は摂らないことです。体が疲れると、胃も疲れているのでそこへ普通の食事を摂ると胃の負担が大きく、体調不良や疲労の原因になります。そういう時は極力胃を休めるほうがいいようです。
(※副腎疲労の人は空腹にすること自体が危険な場合もあるそうです。)

▼疲れなど症状が出た時に、正常に戻すことをする。
 これらのことがうまく出来て病気の構造がわかってくると、疲労をうまくコントロールできるように考えます。
・疲れてしまった時の対処
・その時どうやって元に戻すか
・甘いものは、休日前に食べて月曜に引きずらない
などです。

 以上が、大まかな慢性疲労症候群(胃食道逆流症)の食事療法の進め方です。

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