最近はもう、抑えることができているのですが、私の慢性疲労症候群で一番辛かったのが、目まいです。どんな目まいかというと、頭がグラグラして起こすと揺れが怖くて動かせない。じっとしていてもグラグラで、どうしていいのかわからない。どんどん焦ってパニックになりそうな程ひどかったです。どうしようもなく、家族が2回救急車を呼んでしまったこともあります。
目まいの種類もいろいろあって…
・一番がこの、グラグラ。これがすごい強さでした
・あと、頭の皮の内側が、縮むような感じと突っ張るような感じ
これも、感じたこのない症状で、脳がどうかなっていくのか？とかなり焦りました。
・さらに、目の奥で目玉を触られるような不快な感触。今でもこれすごく辛い。横になるしかなくて、これの時はPC作業になりません。
・頭を起こしていると、地面につけたくなるような重い不安定感
・壁が動くようなシフト系の目まい
・夜寝床につくのに、横になった瞬間始まる、気絶しそうな目まい
・シャンプーや洗顔の時、腹筋を使うとなる目まい
など、いろんなタイプでした。
目まいは、一日中いつでも起こっていたのですが、朝11時に起こる目まいが最強でした。これ、CFSを発症して数年して始まりました。
朝起きた時は、疲れがあるものの多少すっきりしていても、11時ころには必ず何らかの目まいが起こっていました。今日は調子良いと思ってもかなりの頻度で目まいになり、同じパターンで長く続いたので、訳が分からず、毎日起こるのでかなりショックでした。
それが、今の病院でわかったことなんですが、朝食べたものが悪くて、ちょうど2時間後に目まいになっていたようです。原因がはっきりして、朝食に気をつけたところ一気に改善されました。
このころは、朝、比較的調子がマシだったので、栄養になるものをいろいろ摂ろうとしていました。
・パン、コーヒー、ヨーグルト、目玉焼き
・ポタージュスープ、生野菜（トマト、きゅうり、レタス）
・バナナ、納豆
・青汁、ドリンク、ビタミン剤
など。これらどれかを必ず食べていましたが、これらほとんどが胃酸の逆流を誘引したり、弱っている胃に負担が大きいために、目まいとなっていたようでした。
もしやめるとしたら、コーヒー、ヨーグルト、納豆、青汁あたりが効果が高いです（=非常に良くない）。コーヒーを止めただけで起き上がれるようになった患者さんもいるとかです。
胃酸の分泌は、食事の2時間後くらいがピークになって、逆流するのもこの時が一番ひどい。9時に食事して11時ころすごい目まい。ちょうど2時間後、ぴったりです＾＾；
また、食べていたものも悪いものばかりで、胃の負担にならないマシなのは、パンと目玉焼きくらいでした。（目玉焼きも、油や焼け焦げなど良くない…）なので、これを全部やめるよう言われて、翌日からはパンと豆腐の食事に変えました。
この時は、ほぼ寝込んでいたので、食事自体があまりできていませんでしたが、朝食のコーヒーやポタージュ、トマト、青汁なんかをやめました。体調も超悪い時で…1週間ほどして気づいたのですが、あのひどい目まいが起きていませんでした。もちろん目まいは一日中どこかで起きていたのですが、朝11時に起こるひどい目まいがないことに気づきました。その後も食事療法をやっているのですが、その後は朝の目まいは一度も起きませんでした。
私はこれで、食べ物が目まいや疲労に影響していることをはっきりわかりました。全く思いもしなかったことです。
また、寝床について頭を枕につけた瞬間に、目を閉じても気絶しそうな目まいになることがあったのですが、これも先生から説明があって、
横になるような姿勢の変化で胃酸が逆流して目まいを起こしているのでは？…と。確かに、ゆっくりした動作で、腹筋を使わずに手をついて横になると、目まいは穏やかです。（布団の上半分に毛布などを敷いて上半身を高くする必要あり）
他にも、咳、鼻水、喉の痛み、背中のだるさ、みぞおち辺りの筋肉痛のような痛み、耳鳴りなどいろいろあります。寝てる時起きてる時に感じる息苦しさがあって、無呼吸かと思っていたのですが、胃酸の逆流でも起こるそうです。後々、確かにそうかもしれないと思いました。
まさか、目まいと食事が関係していたとは。